先週の月曜日、『扉のかたちをした闇』の朗読会へ行った。
江國香織さんと森雪之丞さんの連弾詩集『扉のかたちをした闇』。
お二人と神木隆之介さん、加藤貴子さんの4人による朗読会とのこと。
詩の朗読会とは果たしてどんなものなのだろう・・・と興味深々で申し込んだのでした。
照明を落とした暗闇の中の舞台に江國さんと森さんが登場し、朗読がはじまる。
八月からはじまる一年の詩。やがて神木くんと加藤さんが舞台に現れる。
4人になると途端に演劇仕立ての舞台に変化した。
神木くんと加藤さんはやっぱり演者なのだなあと思う。
舞台上にある小道具を、出演者たちが動かしたり組み立てたりする。
そのたびに声と小道具と映像とが融合して、舞台はくるくる変わる。
大人っぽくもユニークな空間演出。
絵画を詠んだ詩につづき連弾詩の朗読へ。
最後に神木くんが一人で読んだ詩がとても印象深かったのだけれど・・・
あれ、でも、この詩は本の中にあった?どの詩だろう?
神木くんの言葉の追い方や発声が、詩としっくり馴染んでいた。
小さい女の子の詩。小さい女の子が世界をゆるす、詩。
頭の片隅でそんなことを考えつつ、すっかり引き込まれたまま、
一時間半の朗読会は幕を閉じたのです。
夢遊病者と化して家に戻り、あらためて詩集を読み返してみる。
やっぱりない。
あの印象的な詩はなかった。
後日、あの詩はやはり未発表のもので
『彼女は今全力で』というタイトルの
七歳の女の子が世界をゆるす詩、だとわかった。
言葉ですべてを書き連ねることはできないけれど、
あの舞台での詩の印象はすべてそっくり思い出すことができる。
生きた言葉たちは、やわらかな宝石みたいだった。
江國香織さんと森雪之丞さんの連弾詩集『扉のかたちをした闇』。
お二人と神木隆之介さん、加藤貴子さんの4人による朗読会とのこと。
詩の朗読会とは果たしてどんなものなのだろう・・・と興味深々で申し込んだのでした。
照明を落とした暗闇の中の舞台に江國さんと森さんが登場し、朗読がはじまる。
八月からはじまる一年の詩。やがて神木くんと加藤さんが舞台に現れる。
4人になると途端に演劇仕立ての舞台に変化した。
神木くんと加藤さんはやっぱり演者なのだなあと思う。
舞台上にある小道具を、出演者たちが動かしたり組み立てたりする。
そのたびに声と小道具と映像とが融合して、舞台はくるくる変わる。
大人っぽくもユニークな空間演出。
絵画を詠んだ詩につづき連弾詩の朗読へ。
最後に神木くんが一人で読んだ詩がとても印象深かったのだけれど・・・
あれ、でも、この詩は本の中にあった?どの詩だろう?
神木くんの言葉の追い方や発声が、詩としっくり馴染んでいた。
小さい女の子の詩。小さい女の子が世界をゆるす、詩。
頭の片隅でそんなことを考えつつ、すっかり引き込まれたまま、
一時間半の朗読会は幕を閉じたのです。
夢遊病者と化して家に戻り、あらためて詩集を読み返してみる。
やっぱりない。
あの印象的な詩はなかった。
後日、あの詩はやはり未発表のもので
『彼女は今全力で』というタイトルの
七歳の女の子が世界をゆるす詩、だとわかった。
言葉ですべてを書き連ねることはできないけれど、
あの舞台での詩の印象はすべてそっくり思い出すことができる。
生きた言葉たちは、やわらかな宝石みたいだった。
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by Ims1201
| 2017-01-31 22:43
| 詩